2014年度の3回の定期演奏会は『再生へ』と題し、多くの悲しみを抱えつつ、生活再建の努力を続けていらっしゃる東北の皆さんを応援したいと思っています。
ちょうど50回記念となる今回は、初期に演奏したファーニホウ、シュトックハウゼンのソロ曲、ノマドならではのスタイルによるケージ、定期初登場のバスケスとサン=サーンスと変化に富んだ内容で行います。
佐藤紀雄
2014年5月31日(土)
15:30開場、16:00開演
東京オペラシティ・リサイタルホール
【前売】
【当日】
【チケット取り扱い】
東京オペラシティ・チケットセンター Tel:03-5353-9999
【お問い合わせ・ご予約】
キーノート Tel:0422-44-1165
◆聴きどころ
今回のプログラムの聴きどころをご紹介します。当日の演奏にも乞うご期待!
ファーニホウ:ユニティ・カプセル
今もって、初演から約40年を経たこの曲を超えるフルートの難曲は現れていない。
「最大で13の出来事が同時に起こっている」フルート・ソロで?木ノ脇の再挑戦に注目しましょう。
ケージ:居間の音楽
演劇、ラップ、ダンス、打楽器アンサンブルの要素をふんだんに取り入れた、みどころ満載のこの曲がつくられたのは、何と今から74年前!
破格な天才ケージここにあり。
シュトックハウゼン:小さな道化師
「ダンスとは、人間が体のあらゆる部分を使ってできる音楽的なこと、すべてだ。」
クラリネット奏者菊地秀夫は演奏とダンスを同時に行い、音と空間のボリフォニーをかたちづくる超人的パフォーマンスを披露します。
主催:アンサンブル・ノマド