このプログラムは、2005年イタリアの小さな街、ピエロ・デッラ・フランチェスカのフレスコ画で名高いアレッツォに客死したフランスの作曲家リュック・フェラーリへのオマージュである。
その作品は、世界の様々な場所(東欧の海辺で、アメリカのハイウェイで、東京の下町やパリの路上で)から切り取った(録音した)音をたくみにコラージュした詩的なものや、 そこに器楽パートを加え、思いもよらない多層的風景を浮かび上がらせた不可思議なもの、また暴力的なまでの音による洪水で圧倒させるものなど様々である。
その作風は、年齢とともに、粋と艶に甘美な毒を加えた独特な肌触りを増し、きく者を捕らえて離さない魅力に溢れている。
"美しい者の秋こそ美しい" ホラチウス
2009年10月14日(水)
18:30開場、19:00開演
東京オペラシティ・リサイタルホール
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東京オペラシティ・チケットセンター Tel:03-5353-9999
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キーノート Tel:0422-44-1165
主催:アンサンブル・ノマド
音響協力:国立音楽大学 楽器製作・音響コース
後援:在日フランス大使館